不眠の辛い眠気には昼寝を

不眠というのは辛いものではありますが、一番辛いのは夜眠れないことではなく、昼間に襲いかかってくる猛烈な眠気でしょう。意識を失いそうになるほどの強烈な眠気が続き、我慢していても何も頭に入ってこなくなり、学業も仕事も能率が著しく低下します。眠気に耐えるだけで1日が過ぎ、体力も奪われますが、不思議と夜になると眠れない。こうやって不眠は体力と集中力をことごとく奪い去っていくのです。こうした不眠時のキツい眠気には、逆転の発想ですが、昼寝がとても有効です。眠りたい時には眠れないので、その前に眠っておくということです。オススメなのは昼食後。15分でも20分でも昼休みに仮眠を取ると、午後襲いかかってくる眠気をかなりの確率でシャットアウトできます。昼休みに仲間とワイワイやるのは楽しいですが、不眠という病気の治療をするために時間を割くことはもっと大切です。これだけの仮眠で午後仕事に集中することができるうえ、そのことで悩みが解決し、不眠そのものが治ることもあります。昼休みにオフィスで眠ることが難しい人は、近所のカフェを目指してみませんか? カフェにはわずかな時間で昼寝をしている人がかなりの数います。起床後はコーヒーを飲んでシャッキリできます。

熱い風呂が不眠の原因に

入浴というのは安眠に繋がると一般的に言われているのですが、ただし、どんな入浴の仕方でも構わないというものではありません。避けなくてはならないのが、熱い風呂への入浴です。就寝直前に40度を超えるような熱い湯船に浸かるのは、不眠のきっかけになります。体温が上がり過ぎて寝苦しくなることはもちろんのこと、その体温がなかなか下がらないので神経も興奮した状態になってしまいます。こうなると当然不眠になります。これは入浴だけではなく、熱いシャワーを浴びることやサウナに入ることもNGです。いずれも交感神経が活発になるので、かえって眠れなくなり、入浴による疲労回復効果も期待できなくなります。熱い風呂に入るのが好き、という人はかなり多いのですが、そういう入浴の仕方をするのであれば、就寝の3時間から4時間ほど前に入浴を済ませておくのがポイントです。就寝一時間ほど前の入浴であれば、38度から39度ぐらいのぬるめのお湯にゆったりと浸かるのがよいです。シャワーだけというのはいずれにしても安眠にならないのですが、どうしてもという場合は、やはりぬるめのお湯を浴びるといいでしょう。体温が下がってきたあたりでベッドに入るとよく眠れます。